6月に雨が少なくて、作物への影響を心配していたけど、遅い梅雨がやっとやって来て、梅雨明けはあっつかったり、涼しかったり、こんな日々の中、私も含めて体調を崩してるやら、アトピー悪化の声を聞きます。こんな時新聞を読んでいると、よけい具合が悪くなる記事ばかり。
「アスベスト被害、政府怠慢!」「大甘規制!29年放置!」吸い込んでから20〜30年以上も後に悪性腫瘍を引き起こすアスベスト。政府の遅すぎる対応が日本での被害の深刻化と不安を広げているなか、日本政府はアスベストの完全禁止を2008年まで先送りしました。厚生労働省はこのことについて「ヨーロッパ、アメリカの取り組みに比べると、とりわけ遅かった事はない」と釈明しているが、1980年代にはすでにヨーロッパ諸国で、相次いで全面使用禁止。アメリカでも89年にはアスベストの生産。輸入を段階的に規制、屋根、床などの建築材料のアスベスト全面禁止を打ち出している。
そもそもアスベストの発ガン性が問題になったのは1964年(なんと41年前)。
以下(学習研究者「日本環境白書」1990年5月発行)より
下益城群松橋町の昭和63年度の肺ガン検診で、受信者の薬3割にアスベスト、元、従業員ら8人が訴え。吸引の影響と見られる胸膜病変が見つかった。(平成元年11月4日読売新聞より)
アスベストは刻々と命を削る!
燃えることのない丈夫で白い「夢の糸」に、とんでもない悪魔が潜んでいた。
時とともに悪魔は地球の上を覆い、あるいは人間の肺を侵し尽くそうとする。
ところが日ちび智はそれに
命を奪われるまぎわまでなかなか気づくことがない。
アスベストという悪魔からは逃れる術が無いのだ。
以上は学研から15年も前に発売されテレビ新聞にも多く取り上げられた雑誌の一部。
日本で初めて免疫学調査が行われたのは86年、大阪府成人病センターの医師らが、あるアスベスト紡績工場で発ガン率が一般大阪市民の8.6倍の効率で発症すると発表。72年にはWHOやILOの専門家会議が発ガン性を指摘。この間にもアスベスト製造工場で従業員に肺ガンが多発している実態。旧厚生省は工場周辺の住民にも被害が出る可能性を認めたが具体策はとらず。こんな状況の中でも、政府は労働者や家族周辺住民の健康被害の実態調査も行わなかった。政府が代替え品のないものを除くアスベストを原則禁止したのは2,004年代替品がありながら2,008年まで(まだこれから4年も先!)完全禁止を先送りしたわけは、昨年10月時点で14社にアスベスト製品の大量在庫があるからと指摘されている!!!!前号に続きなんと恥知らず!!古い住宅や校舎天井、壁、空調施設、あまりにも身近だ!しかもまだ使われ続ける!!人殺し!!!!!だね。前号プロトピックに引き続き怒りが込み上げてくる!相変わらずなんだけど、いちいちいからなきゃだめだよ、ああ、暑い中暑いお便りになりました〜。